面白かった7中国の戦国時代の立志伝です。貧乏な家に生まれながら、いつか上り詰めてやるという志を持ち続け勉強に励み、やがて花開くときが来るのです。上り詰めてからよりも、それ以前の苦労しているときの話が面白いです。はじめは人付き合いすらも理詰めでしか考えていなかった主人公が、回り道をし、無駄なことをすることで人徳を得ることが出来るようになり、そのおかげで九死に一生を得ることが出来たりと、波乱万丈の生き方でした。志を高く持ち続け、そこに向かって努力し続けることが成功への道なんだと教えてくれている作品です。