 田中 芳樹 発売日:2003/12 価格  餓死しようとも民の食料を奪わず 岳飛は、己自身を厳しく律し、それを軍律にも用いた。彼の軍は、強い上に礼儀正しい軍であった。名声を極める岳飛軍。しかし、そんな時にこそ、内部の妬みに注意しなければいけない。ウジュの脅威が去り、岳飛が邪魔になってきた朝廷。そして、ウジュはまだ死んでいない。ハミツーに負けた理由を聞く。「貴方が奸臣を嫌うからだ。もっと彼らを重用しなければいけない」ハミツーはそう指摘した。そして、岳飛を殺す策を提案する。宋の王宮にスパイを送り込む。岳飛の身に危険が近づく第3巻。
宋朝の命運は岳飛の双肩に!華麗なる女将軍、梁紅玉も大活躍!!
精強さを増す岳家軍、金の大軍勢と大会戦!
「岳家軍」の旗の下、続々と集まる英雄、好漢たち。いよいよ精強さを増す岳飛の軍勢と金の大軍勢との雌雄を決する大会戦の火蓋が切られた!
宋、金の戦いは、いよいよ佳境に入り、岳飛の双肩には国家の運命が重くのしかかってきた。正面から困難に立ち向かう岳飛と彼を助ける猛将たちは八面六臂の大活躍をみせるが、背後では、岳飛の命運を左右する最大の敵が力を付けつつあった。呼延灼(こえんしゃく)、燕青(えんせい)など水滸伝の好漢たちも登場し、いよいよ面白さを増す第3巻! |