小説などで学ぶ、

日本史・世界史
面白いだけではない、
読めば身になる歴史関係の小説・マンガ等紹介!
歴史の勉強は、暗記ではつまらない。
教科書に載っている、歴史は薄っぺらだ。
学校の歴史の授業は、眠くなる。
歴史はテスト前の一夜漬けで済ませてしまい、
全然頭に残っていない。
などなど、そう思っている人に
読めば頭に入って忘れなくなる歴史関係書物を紹介しています。
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フランス歴史 第一帝政 ナポレオン
ジョン・マルコヴィッチ
発売日:2003/07/25
価格
華麗なコスチュームプレイと豪華なセットは見ものだが・・・
ナポレオンの生涯を描いた作品の第一作。本作では、イタリア遠征からエジプト遠征、ブリューメ革命を経て皇帝となったナポレオンが、大陸封鎖、アウステルリッツ、イエナ・アウエルシュタットと諸大国と次々と戦っていく様子が描かれる(第一巻はアイラウの戦いにナポレオンが赴くところまで)。当時の華麗な軍服、軍隊、貴族たちの服装。豪華なセットは見事。ただ、ナポレオンの事績や当時の時代背景などの事前知識なしにストーリーを理解するのはかなり厳しい。ただでさえエピソード満載で、登場人物も多数に上る一方で、ナレーションやキャプションの類が一切なく、セリフまわしですべてを説明しようとしていることや、またナポレオン側からのみの視点で描いているためだと思われる。せめて登場人物が誰なのかキャプションが入れば、例えばナポレオンの並み居る将星たちの区別もつくのであるが・・・。個々のエピソードについても、どうしてその戦い(事件)が起こったのか、どう決着したのか、どうしてそうなったのかといったことは描かずに、象徴的なシーンだけ(イタリア遠征のアルコン橋の突撃、エジプトで兵士たちに行った有名な演説・・等々)を描いているため、事の顛末がわからず仕舞い。見ているものはなんとも中途半端な状態で置いてきぼりになってしまう・・・。ジョゼフィーヌの不貞やナポレオンの家族との対立など、人間ドラマ的場面もなんとも中途半端。展開・解釈にも目新しさはない。唯一、ナポレオンの謀臣として動く外務大臣のフーシェが印象的。ナポレオン戦争時代の珍しいコスチュームや軍隊の様子などを見る分にはよいかもしれない。

ナポレオン・ボナパルトの生涯を豪華キャストを配し、壮大なスケールで描いたスペクタクル大作。1796年「アルコレの戦い」、1798年「エジプト遠征」、1805年「アウステルリッツの戦い」、1807年「アイラウの戦い」までを描いたエピソード1。
あまなつ同じレイアウトで作成


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