小説などで学ぶ、

日本史・世界史
面白いだけではない、
読めば身になる歴史関係の小説・マンガ等紹介!
歴史の勉強は、暗記ではつまらない。
教科書に載っている、歴史は薄っぺらだ。
学校の歴史の授業は、眠くなる。
歴史はテスト前の一夜漬けで済ませてしまい、
全然頭に残っていない。
などなど、そう思っている人に
読めば頭に入って忘れなくなる歴史関係書物を紹介しています。
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日本歴史 安土桃山時代 関が原の戦い
安部 龍太郎
発売日:1999/11
価格
古今伝授と関ヶ原の戦い・・・文は武より強し
古今伝授とは平安時代に始まり、古今和歌集の解釈を秘伝として弟子に伝えた歌学の家元制度のようなものである。室町時代に岐阜県大和町周辺の郡上郡を治めていた東常縁(とうのつねより)が古今伝授を集大成したことにちなみその大和町に、現在町おこしの一環として、「古今伝授の里」が作られている。その一角にある和歌文学館に行ったとき、私は安部龍太郎著『関ヶ原連判状』が置いてあるのを見つけた。   訓古学的古今伝授という歌道がなぜ天下分け目の関ヶ原に関係したのか?  戦国時代にその秘伝を受け継いたのは歌人でもある大名細川幽斎ただ一人であるが、細川幽斎の知らざれる側面とは?私が『関ヶ原連判状』を読んだきっかけはそんな謎解きからであった。結果は面白くて、一気呵成に長い小説を読んでしまった。それは古今伝授を受けた細川幽斎がそれを種に朝廷外交を繰り広げながら、石田三成に立ち向かい、関ヶ原の戦いを生き抜く新解釈の時代小説である。私は大いに満足感を持って読み終わり、それ以降、安部龍太郎のファンになった。関ヶ原の戦いを経て徳川の代に至る歴史の大きな激動期に、細川家は豊臣恩顧の大名でありながら才覚と行動力により、取り潰しにあわず家を守った。今日においてもその「生き残り策やしたたかな行動様式」は学ぶべき点が多いかもしれない。

徳川家康か、それとも石田三成か。
時代が天下分け目の戦いに向けて風雲急を告げつつあった頃、
そのどちらにも与せず、第三の道を画策する巨人がいた。
足利将軍家の血をひく細川幽斎―。
徳川の脅威にさらされる加賀前田家と提携した幽斎は、
和歌の正統を受け継ぐ「古今伝授」を利用し朝廷を巻き込む一大謀略戦を仕掛けた。
未曾有のスケールで描き上げる、関ケ原合戦驚愕の真相。
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安部 龍太郎
発売日:1999/11
価格

ついに兵は動き始めた。
石田三成方の軍勢に居城・田辺城を囲まれた細川幽斎は、
籠城に耐えつつ朝廷からの使者を待つ。
その秘策は「古今伝授」を楯に取り、朝廷から和議の勅命を印き出すこと…。
さらに幽斎にはもう一つの切り札「連判状」があった。
そこに名を連ねる大名とは、いったい誰なのか。
果して幽斎の「天下三分の計」は可能なのか?前人未到の「関ケ原」を駈ける意欲作。
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司馬 遼太郎
発売日:1974/06
価格
石田三成観が変わりました
これまで、西軍・小早川秀秋の裏切りで東軍が勝った。家康は強かった・・・位の知識しかなかった自分ですが、大変興味深く読めました。三成の人として優れているところが多いのに、それを表現する際のあまりにもの稚拙さ。家康の腹黒さを持ちつつも、あたかも公明正大な大器のように振る舞い、相手を心服させてしまう技。そうした目先に大多数の大名ともあろうものたちが騙され、また保身に走り、目先が現実に変わっていく過程。ただただ名著です。

東西両軍の兵力じつに十数万、日本国内における古今最大の戦闘となった
この天下分け目の決戦の起因から終結までを克明に描きながら、
己れとその一族の生き方を求めて苦闘した著名な戦国諸雄の人間像を
浮彫りにする壮大な歴史絵巻。
秀吉の死によって傾きはじめた豊臣政権を簒奪するために
家康はいかなる謀略をめぐらし、
豊家安泰を守ろうとする石田三成はいかに戦ったのか。
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司馬 遼太郎
発売日:1974/06
価格
歴史&司馬遼太郎好きになれた本。
この本を読んで歴史が好きになりました。登場人物一人一人が詳しく書かれておりどんどんひきこまれていきました。とても面白いです。

秀吉の死後、天下は騒然となった。
太閤の最信任を獲得した能吏三成は主君の遺命をひたすら堅守したが、
加藤清正、福島正則ら戦場一途の武将たちは三成を憎んで追放せんとする。
周到な謀略によって豊家乗っ取りにかかった家康は、次々と反三成派を篭絡しつつ、
上杉景勝討伐の途上、野州小山の軍議において、秀頼の命を奉ずる諸将を、
一挙に徳川家の私兵へと転換させてしまう。
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司馬 遼太郎
発売日:1974/06
価格
2人の駆け引きに吸い込まれます・・
関が原の合戦は、言うまでも無く、それまでの日本史上最大の戦闘です。その勝敗は、誰もが知っています。しかし、その戦いに至るまでのプロセスと、戦闘における緻密なシーンは歴史に遡らねば分かりません。「関ヶ原」そこには、数々の政治的・頭脳的・心理的・打算的な駆け引きがありました。神秘的とまでも言える頭脳を持つが、哀しいまでに他者の心理が読めない「石田三成」人望を集め、その人望と政治的圧力を老獪に使いこなす「徳川家康」私は、読み進めるうち、この2人の駆け引きに吸い込まれてしまいました・・登場人物も様々です。司馬遼太郎の精密な人物観察と、スケッチのように捉えていく描写は、実際の映像表現よりクリアに見えてくるように思えます。素晴らしい作品です。

天下取りの見果てぬ夢を追い求めて関ヶ原盆地に群れ集った
10数万の戦国将兵たち…。
老獪、緻密な家康の策謀は、三成の率いる西軍の陣営をどのように崩壊させたか?
両雄の権謀の渦の中で、戦国将兵たちはいかにして明日の天下に命運をつなぎ、
また亡び去ったのか?戦闘俯瞰図とも言うべき雄大な描写の中に、
決戦に臨む武将たちの人間像とその盛衰を描く、波瀾の完結編。
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