小説などで学ぶ、

日本史・世界史
面白いだけではない、
読めば身になる歴史関係の小説・マンガ等紹介!
歴史の勉強は、暗記ではつまらない。
教科書に載っている、歴史は薄っぺらだ。
学校の歴史の授業は、眠くなる。
歴史はテスト前の一夜漬けで済ませてしまい、
全然頭に残っていない。
などなど、そう思っている人に
読めば頭に入って忘れなくなる歴史関係書物を紹介しています。
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日本歴史 平安時代 藤原純友
北方 謙三
発売日:2005/06
価格
純友という魅力的な男を追う物語
「生きたいように生きる」を貫いた男、藤原純友の物語。
京都の大学で飄々と生活する純友は、ひょんなことから、伊予へ赴任する。
そこの海で、自分の生き方を見つけた純友は、
「海上の自由」を巡り、藤原宗家の利害と衝突することになります。
四国・九州の水師をまとめ、大宰府や新羅の海軍との対決、
商人達を見方につけた経済上の戦い、政治上の駆け引き等で、
自分の生き方を貫いて行きます。純友の魅力に、最後まで一気です。
自由な生き様、限界、成長・・・。また、仲間たち、ライバルの人物も、しっかり描かれています。
いろいろな人物の生き方、それぞれの正義、その対比がまた、読ませます。
権力に虐げられる山の民、海の民の活躍も読みどころの一つでしょうか。
平将門も登場し、純友の将門の人物評や、その乱の評価等、興味深かったです。
純友の性格のためか、爽やかな本です。
同じ筆者の他の本のような「男のこだわり」みたいな部分は、かなり後退しています。
上下二巻、揃えておくことがお勧めです。あと、寝不足は覚悟のこと。
純友みたいに生きたいよ〜、と思わせる本でした。

勧学院別曹の主、藤原純友。
京から坂東への旅、将門との邂逅、空也との出会い……そして伊予へ。
大海原を舞台に展開する歴史小説!
あまなつ同じレイアウトで作成


北方 謙三
発売日:2005/06
価格
こっちのほうが納得
歴史では、「藤原純友は、瀬戸内の海賊を率いて反乱を起こしたが、鎮圧された」
と習いますが、こっちの終わり方(というか、まだ終わりませんが・・・ね)
のほうが純友らしくてしっくり来ます。
男として生まれたのなら、やはりロマン、目標、夢に向かって生きていきたいし、
その気持ちは良く分かるのですが・・・佐世ちゃんのあしらい方はひどいんじゃない?
どうせなら、巴御前みたいに、どこまでもついてこい!
っていう感じの描き方にしてほしかったなぁ・・・と思ったので星4つでした。
でも本当に純友がかっこいいです!

藤原氏の一族として「それなりの」人生を保証されていた藤原純友は、
赴任先の伊予で海賊となった――「自分らしく」生きた男の物語。
あまなつ同じレイアウトで作成


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