小説などで学ぶ、

日本史・世界史
面白いだけではない、
読めば身になる歴史関係の小説・マンガ等紹介!
歴史の勉強は、暗記ではつまらない。
教科書に載っている、歴史は薄っぺらだ。
学校の歴史の授業は、眠くなる。
歴史はテスト前の一夜漬けで済ませてしまい、
全然頭に残っていない。
などなど、そう思っている人に
読めば頭に入って忘れなくなる歴史関係書物を紹介しています。
小説などで学ぶ、日本史・世界史トップ | BBS 



 歴史対策
中国歴史
日本歴史
ギリシア・ローマ歴史
フランス歴史
インド歴史
イギリス歴史
ドイツ歴史
アメリカ歴史
朝鮮歴史
北アフリカ・西アジア歴史



♪♭♯♪♭♯♪♭♯♪♭♯♪♭♯♪♭♯♪♭♯♪♭♯♪♭♯♪♭♯♪♭♯♪♭♯♪♭♯

ローマ歴史 帝政 カリグラ
塩野 七生
発売日:2005/08
価格
ちっちゃな軍靴=カリグラを愛した兵士
歴史上、皇帝カリグラは暴虐の果てに近衛軍団に見放され、報奨金目当てに暗殺されたことになっている。しかし作者は詳細な研究により、暗殺を実行した近衛軍団大隊長ケレアが、カリグラの父ゲルマニクスの忠臣であり、カリグラを幼少期からまじかに見続けていた人物であったことを突き止め、そこから大胆な推理を働かせている。そしてその推理は、皇帝暗殺という大罪を実行したケレアとその同士サビヌスの以後の行動〜従容とした死罪の甘受と近衛軍団の皇帝への服従〜を説明するのに最も妥当なものであり、ケレアはカリグラを最も愛した者であったからこそ、自らの命を投げ出して暴君と化したカリグラを処断したのだ。作者自らが述べているように、推測は推測でしかないが、歴史を血の通った人々の営みとして看破する作者の技量に感服せざるを得ない。

二代皇帝ティベリウスは、隠遁後もカプリからローマ帝国を統治し続け、
皇帝としての職責を完璧に全うした。
国体は盤石となり、それを受け継いだ幸運な皇帝が、カリグラだった。
紀元37年、すべての人に歓迎されて登位した若き皇帝に、
元老院は帝国統治の全権を与える。
しかし「神になる」ことまでを望んだカリグラは愚政の限りを尽くす――。
政治を知らぬ若者を待ち受けていたのは無残な最期だった。
あまなつ同じレイアウトで作成


小説などで学ぶ、日本史・世界史へ戻る


Copyright © 2005 小説などで学ぶ、日本史・世界史 All Rights Reserved.